Arms について言いたいこと

 Armsは悪くないゲームだと思う。単純だけど技術が必要で、軽、中、重アームの使い分けは楽しく思うが、バランスという点において対戦が勝っても負けても面白くないことがよくあった。どうしてそう思うのか考察をしてみた。

 まず第1にゲームバランスが悪いということだ。どのゲームでもキャラや装備間に相性はあるし、そのこで有利不利が生まれることは分かるが、現状一部のアームが幅を効かせ過ぎておりその対策だけのゲームになってしまっているように感じる。強いとみんな真似して同じことをするのでオンラインで見る相手の装備、キャラはほぼ固定で楽しさに欠ける。そのせいでせっかく30もあるアームが殆ど使われていないのは悲しい。

 そのなかで最たるはキッドコブラとミェンミェンのギャラクシー、ポップスターとWトースター系だ。単純にチャージして連打するだけで強いから技術で劣ってもまぁやれてしまうところに疑問を感じるのか。そもそもキッドコブラは完全に調整ミスの産物で、おかしな大きさのアームと高いジャンプ力かつ浮遊力で対策が非常に面倒。初心者はこだわりがない限りキッドコブラでギャラクシーをパンパンしてれば下位では負け知らずでいられると思う。

 またダメージ量も調整不足を感じる。軽いアームと重いアームでダメージがほぼ同量なのはおかしいと思う。だから当てやすくダメージも大きいトースター系、ギャラクシーに人が流れ、重量アームが弾除けとして使われるようになるのだ。連打がきくロースター(150ダメ)には悩まされる。4発でほぼ瀕死という有り様なのに連打、当てやすさは申し分ない。ビッグパンチ(140ダメ)では役割が違うがコツとタイミングが必要なところが加味されてないように思う。

 対戦については山ほど言いたいことが有るので後程。

 

 第2にガードの存在だ。スティック押し込みはどう考えても不便だろう。ガードはこのゲームの肝であるのでLボタンにでもすればよかったのだ。どうしてLRどちらも必殺にしたのか私にはわからない。しかし、ガードも上手くなってくると2択を迫ることができ、イライラとバランス崩壊を加速させる要素なのでこれで良かったのかもしれない。

 そして最後にオンラインの対戦方式だ。パーティーマッチいる?ランクの絡まない対戦が欲しかった。バスケとかバレーとかは好きな人が好きなだけやれる環境があれば良かった。サーバー的な問題でもあるのだろうか。