シャイニングソウル2の思い出


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 私は小学生の頃シャイニングソウル2をやっていた。あのときはGBA最盛期。メトロイドフュージョンだとか、ポケモンなどの大作飛び交うGBAソフトの中からこれを選び抜いた彗眼はさすがだったと思う。当時、ゲームなんて年に1度か2度くらいしか買って貰える機会がなかったので、ゲームに餓えて暇なときにクーラーの効いたカメレオンクラブをうろうろしていたのが懐かしい。パッケージがない裸のゲームソフトの表題のシールを眺めながら、買う予定の無いゲームを真剣に面白いかどうか考えていたような。僕らのカメクラは、ファミコンショップ桃太郎は、恐竜ランドはいずこへ?


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メトロイドフュージョン。SA―Xに心折れた思い出。ビーム音が抉る感じで好きだった。

 

 当然当時の私は攻撃ばっかりでアイテムを揃えるのも面倒だからSTRとINTだけ上げて脳筋プレイに没頭していた。SPは時間で回復するものだと思ってたから、SP100くらい平気で待った。最初に選んだキャラは忍者の彼。見た目で選んでイカにやられまくったのはいい思い出。とにかく刀しか上げなかったから、最初は持ち味を全然生かせていなかったのだろう。
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 忍者はカッコいいよね。なんか投げそう(FF)。シャイニングソウルでの忍者は刀を溜めてクルクル回る。足が速くて後ろからダメージアップのアサシンが強かったし、巻物も種類があって興味があったが、私としてはレベルを上げると見た目が変わるほうが好きだったので、一周したら直ぐにダークウィザードへとキャラを変えた。隠しキャラがダークウィザードだったのと(ネタバレ)単に2周目が敵が強くなっただけだったのも要因だったのかも。今やり直すとそれ以降がハクスラの真髄なのに。しかし、脳筋ボーイにダークウィザードは甘くはなかった。

 ダークウィザードでの攻略は難航した。何も考えずにポリモーフにポイントを裂いた私は、あまりの弱さに困惑した。姿が変わるのは面白いが、強さが全く無い。慌てて杖に振ったが楽しくない。結局ダンシングダガーとデーモンブレスに鞍替えしてクリアした訳だが、杖とポリモーフに振ったポイントが悔まれた。このゲームは特化すると強いけど、ポリモーフだけは例外。個性でいえばダークウィザードが一番クセがあって面白いと私は思います(強いとは言ってない)

 

 シャイニングソウル2は控えめに言って、傑作だったと思う。キャラの種類は多くて満足だし、1つのキャラでスキルを選んで何度も遊べた。ダンジョンは隠しもあって盛りだくさんだった。スタッフの遊び心も随所に見え、楽しくて仕方がなかった。最近のゲームの寒いネタと似たような乗りだが、上手いこと面白い方へと転んだ。


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 ペーストベイビーのインパクトよ。当時はこれの意味するところを理解していない

 

他にも挙げたらきりがないほどの面白さがあって、未だにこれを超えるRPGには出会っていないと思えるほどに、面白さが心に残っている。レベル上げですら楽しみにだったように思う(オードブル砂漠)。シャイニングソウルの無印は一面が長くて辛かった。システム的にも2と比べると未熟だったため、無印はやらなくてもいいのかもしれない

 

 

 ところでシャイニングソウル3はまだですか……?